素敵なインテリアやキッチンをデザインする時はネットで見つけた写真を保存したり、雑誌のページを紙に切り取った上で、その情報を整理すればするほど、アイディアがまとまり仕上がりもより洗練されたものとなります。このステップはアメリカではムードボード作成と言われていてインスピレーションを整理するステップになります。理想のキッチンづくりのデザインの際に是非参考にして頂ければと思います。
1. デザインスタイル、色
まずはお好みのデザインスタイルが何であるかを調べるためにキッチンイメージなどを集めてみてください。情報収取で得られたインスピレーションが明確に1つのデザインスタイルにまとまってきたらカラーパレットの選択に進みます。カラーパレットには、選択したデザイン スタイルが反映されることが多いです。例えば海を思わせるインテリアデザインがお好みといった場合にはキッチンデザインのカラーパレットに、砂のベースカラーの茶色と青のアクセントの色合いを含めてみると一体感が出ます。オープンキッチンにしようと思っている場合は全体のインテリアを意識してみるといいですね。このカラーパレットを基に、キャビネットドア、天板、フローリングやタイルなどのデザインを選んでいきます。
2. キャビネット
キッチンの印象は半分ぐらいキャビネットで決まってきますので重要なステップです。ドアの細かいデザインにこだわるお客様もいますが、経験上キッチン全体の雰囲気に与える影響はドアのデザインよりも意外とタイルや照明といった周辺のアイテムのほうが大きいです。下の2枚の写真は同じデザインのドアを使ったキッチンですが仕上がりの雰囲気が全く違います。よく見ると、把手や照明などのデザインが随分と違うことにお気づきになるかと思います。このようにドアのデザインが全体に与える印象は思ったほど大きくはない為、ご予算が限られている場合はドアのアップグレードよりも周辺アクセサリーにご予算を振り分けることをお勧めしています。
3. キャビネットハードウェア、シンク、蛇口
キャビネットを選択したら、把手を選んでいきます。キャビネット用に選択するハードウェアは、シンクや蛇口と統一しても良いですし白とゴールドなどコントラストにして相性が良いものでも素敵です。具体的には、白いシンクを選択し、蛇口と把手の色を一致させるといった感じです。照明器具を入れる場合には金具部分の色も揃えると完璧です!
4. キッチンタイル
キッチンタイルは、キッチンの中でいう名脇役です。ここでデザインにこだわると普通のキッチンがいきなり全く違ったものになったりします。もちろんここはシンプルな白のサブウェイタイルにして他でアクセントを加えるのもアリです!
5. カウンタートップ
さいたま輸入キッチンでは様々なメーカーのワークトップ素材よりお選びいただけますので大体のご要望には沿うことができるかと思います。フローリング、キャビネット、タイルとカラーパレットに沿って選んでいく中で背面収納部分に木製の天板を使うのもおすすめです。カラーアクセントにもなりますし、キッチン全体に木目の温かさを取り込めます。
7. 照明器具
日本では照明器具は見過ごされがちなデザイン要素だと思います。ご予算が許すのであればワンポイントとして追加するのをおススメします!照明の雰囲気によって全体のスタイルもかなり変わってきます。アメリカの通販サイトではかなり凝ったデザインのものが手頃な価格で多く販売されています。ワンランク上のキッチンデザインを実現してみませんか?